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回腸カルチノイドを切除して5年…
特に再発もしていないので記事にしようと思います。
同じ病気になった方のために…
カルチノイドは早期発見で切除してしまえば怖くないといえます。
なので病名が決定したら早めに総合病院で手続きをしてください。
私の場合
市の検診でできる便潜血検査。
袋の中にキットが入っていて、その中に2日分の便を少しだけ入れて検査に出します。
私はまずこれでひっかかりました。
1回目に陽性と陰性(2日分)
きっと切れて出血したのかな…と1年放置
2回目(1年後)陽性と陽性
さすがに2日共陽性は気になり、内視鏡大腸検査ができる近所の消化器内科へデータを持っていきました。
最初の診察で陽性だったことを告げると、『大腸カメラをしてみましょう』と予約をとり、予約日に検査
便を出し切っての検査になるので、朝一から2Lの水分を分割して飲みます。
かなり苦痛ですが、腸内を綺麗にしてからの検査になるので仕方ないんです 😥
眠って検査をし、結果は
『回腸カルチノイド』
?????
聞いたことない…
なんだろう…
カルチ=癌
ノイド=もどき
癌もどき…癌ににたようなもの
癌ではないと先生は強く言ってたけど、気になります。
その日総合病院への紹介状と、予約も取っていただき家に戻りました。
外科で医療事務をしていたのにそんな病名聞いたことがない。
調べると患者としてあまりいないらしく、5万人~10万人に1人。
珍しい病気みたいです。
ざっくりいうと、大腸ポリープは良性でぴょこんとできものみたいな形状なので、内視鏡などで見つけたら切れば終了。
カルチノイドは良性だけど皮膚の奥まで根があるので全部を取らなければならない。ほっておくと悪性に代わる場合があるそうです。
今度は個人病院のデータを持って、総合病院へ
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総合病院での検査は
カプセル内視鏡を行いました。
カメラが内臓されたカプセルを飲んで、機械を1日つけカプセルが通っていく腸内のどの場所に腫瘍があるのか、腫瘍は何個あるのか調べるものでした。
経鼻カメラで腸まで入れての検査。
これも辛かった。
検査、検査で腫瘍が見つかってから1か月強、毎日不安で不安でたまりませんでした。
子供だっているし、仕事だってあるし…しかも!
流通ジャーナリストの金子哲雄さん
よくバラエティー番組に出てましたがかなり痩せて『肺カルチノイド』でなくなりました。
部位は違いましたが同じ病気でなくなるなんて衝撃ですらなかったです。
総合病院での検査が一通りできたところで術日がきまり入院。
手術は無事終わり腹腔鏡で切除しました。
1センチほどの腫瘍。他にリンパ節に1か所あったみたいで計2か所とりました。
腹腔鏡だったので傷は小さいですがやっぱり術後の痛みはありました。
でも経過は順調で10日ほどで退院でした。
病名が癌のくくりに入るため、がん保険に入っている場合は一時金がでます。
一応癌の部類に入るので5年間は経過観察をし、6年目以降も1年に1回はCT造影剤の検査をしていく予定でいます。
今は半年に1度CT造影検査と、2年に1回大腸カメラをしています。
病気になるって周りに迷惑をかけてしまいますよね。
どれだけ健康であることが大切なのか…
どれだけ自分が今幸せなのか…
実感した出来事でした。
いまも再発しないか毎日おびえる日々ではありますが、経過観察をしていただきつつ毎日笑顔で過ごしています。
同じ病名と断定された方へ
不安だとは思いますが、私のように取ってしまえば大丈夫なことが多いようです。
癌でなかったことが救いです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
みな様が毎日Happyでありますように…
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